Ubuntu備忘録
翻訳に不備がある場合は，コメントにてお知らせしていただければ幸いです。
ownCloud は，いくつかのプロプライエタリウェブサービスと，現在含まれるファイル管理 (ファイル共有を組み込み機能付き)ミュージックストリーミング，カレンダー，連絡先など，全てコンピュータまたはサーバ上で動かせる代替のフリーソフトです。
デスクトップファイル同期は，今では Csync と Mirall を使って ownCloud でも利用できます。
Csync と Mirall は，今のところどちらも初期のベータ段階にあります。
これらはすでに自分の ownCloud で同期できますが，Mirall から ownCloud ストレートインストールなど，いくつかの機能はまだ使えません。
現在はファイルマネージャプラグインがないため，同期ステータス (エンブレム) を見たり，またはファイルマネージャを経由してファイルを共有したりすることはできないでしょう。
しかし，ownCloud ウェブインタフェースを使用することで可能となります。
最初の安定した Mirall バージョンは，Windows もサポートされるかもしれません (優先順位は２番目) が，主に Linux をターゲットに ownCloud4 と共にリリースされることを期待されています。
こちらは，ownCloud synchronization で行う Mirall の設定方法です。
１. まずはじめに，トレイアイコンから "Configure" を選択し，ownCloud URL アドレスを入力してください。選択肢の中の"create a new ownCloud" は現在はまだ機能しません！
２. それから，ご自分の ownCloud のユーザネームとパスワードを入力してください。
３. お使いの ownCloud を正確に設定し，正確にアドレスを Mirall のコンフィグレーションに入力した場合， "Successfully connected to..." とメッセージが表示されるはずです。
"Finish" をクリックします。
これは表示エラーで，Mirall を終了し，再起動した時にこの表示エラーは修正されます。
４. Mirall トレイアイコンから，"Add Folder" を選択してフォルダを作成し，"Choose" を選択し，ローカル ownCloud 同期フォルダ (Dropbox で言うところの "Dropbox" フォルダのような) として使っているフォルダを選択します。
そして，"Next" をクリックします。
５. 次の (そして最後の) 画面で，"to your ownCloud" を選択して "Finish" をクリックしてください。
Csync と Mirall のインストール (Linux で)
Rember，Mirall や Csync は初期のベータ段階にあり，バグを発見するでしょう。
ownCloud メーリングリストでの Mirall のアナウンスを引用しますと，"製品を使わないでください。これは使用者のファイルを食らうでしょう"
WebUpd8 の検証では，Csync と Mirall は，ownCloud 3 でしか動作しないと思われますが，Mirall / Csync ベータ版のリリースアナウンスステータスによると，GIT から最新の ownCloud を使用すべきだとのことです。
以下のコマンドを使用して，GIT から最新の ownCloud をインストール入手できます。
それから，ownCloud をインストールします。
Ubuntu 11.10 で Mirall と Csync で試したい場合 (Ubuntu 12.04 ではまだ利用できません) は，以下のコマンドを使用してインストールすることができます。
このPPA のパッケージは，Mirall / Csync のベータ版よりも少し古いですがきちんと動作するはずです。
うまくいけば，このPPA はすぐに最新のバージョンにアップデートされるでしょう。
Mirall は .desktop ファイルを付属していませんので，端末で "mirall" と入力してください。
Fedora 16 と OpenSUSE 12.1 では，こちら から Mirall や Csync を入手してください。
他の Linux ディストリビューションで Mirall や Csync をインストールするには，こちらからソースをダウンロードしてください：Mirall，Csync
バグに遭遇した場合は，http://bugs.owncloud.com/ にて開発者にご報告ください
